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3月の小売売上高1%減、2カ月連続でマイナス

 
 シンガポール統計局が5月10日発表した2019年3月の小売業売上高指数(名目、2017年=100)は98.5となり、前年同月比で1.0%低下した。指数の低下は2カ月連続。前月は旧正月時期の関係で9.9%低下していた。
 
 3月は14業種のうち10業種で指数が下落し、下げ幅は眼鏡類・書籍店(マイナス6.4%)が最大。ほか、食料品店(マイナス5.7%)や時計・宝石店(マイナス4.9%)の落ち込みが大きかった。一方、医療品・パーソナルケア用品店(2.8%)やスーパーマーケット・ハイパーマーケット(0.9%)は、前月のマイナスからプラスに転じた。
 
 2月の小売売上高(推計)は1.0%減の37億5100万シンガポールドル(約3020億円)。うちインターネット通販は5.3%を占めた。食品飲料サービス売上高(推計)は0.7%増の8億6800万シンガポールドルだった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN