2019年5月27日
4月のインフレ率0.2%、前月と同水準
マレーシア統計局は5月24日、2019年4月の消費者物価指数(CPI)が121.1(2010年=100)となり、前年同月から0.2%上昇したと発表した。上昇は2カ月連続で、上昇率は前月から横ばい。各品目とも上昇率が前月とほぼ変わらず、生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数も前月と同じく0.5%上昇した。
12品目のうちプラスとなったのは前月と同じ6品目。上昇率は家賃・水道光熱費(2.0%)が最も大きく、これに教育(1.2%)とアルコール飲料・タバコ(1.2%)が続いた。マイナスとなった6品目のうち、最も下げ幅が大きかったのは衣類・履物(マイナス3.2%)で、下げ幅は前月から0.2ポイント拡大。これに運輸(マイナス2.6%)、雑貨(マイナス2.0%)が続いた。
前月比では12品目のうち6品目がプラスで、運輸の0.4%で最も高かった。横ばいは家賃・水道光熱費など3品目、マイナスは食品・非アルコール飲料(マイナス0.2%)など3品目だった。
(提供:亜州ビジネスASEAN)