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経済

2019年6月19日

英航空部品のシニア、第2工場を建設

 
 英航空部品メーカーのシニアは、マレーシア2カ所目の工場を首都圏に建設する。デビッド・スクイアス最高経営責任者(CEO)が明らかにしたもので、投資額は5000万リンギ(約13億円)以上。完成すれば、同国での生産能力は2.4倍に拡大する。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
 第2工場は首都圏のセランゴール州スバンにあるマレーシア国際航空センター(MIAC)内の敷地1万6700平方メートルに建設。同州シャーアラムにある第1工場の製造を補完することにより、製造スピードを4割高められるとしている。
 
 製造する部品は1万1000種以上で、全て米ボーイングと仏エアバス向け。部品1種を製造するのに4〜10週間を要するという。スクイアスCEOは、既存契約に基づくと向こう5年以上はフル稼働になるとしている。なお同CEOによれば、世界の航空機市場は現在、年率6〜8%で成長している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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