2019年7月1日
日野自、子会社2社への出資比率引き上げ
日野自動車は6月27日、マレーシアの販売子会社と製造子会社への出資比率を引き上げると発表した。いずれも現在の58%から80%に引き上げ、商品提供やアフターサポートを強化する。
販売子会社の日野モータース・セールス・マレーシア(日野マレーシア販売)と、製造子会社の日野モータース・マニュファクチャリング・マレーシア(日野マレーシア製造)が対象。合弁相手のMBMリソーシズ(MBM)の出資比率は20%に下がる。
日野マレーシア販売は1989年設立。2018年度の販売台数は約5800台だった。日野マレーシア製造は12年設立。ヌグリスンビラン州のセンダヤン工業団地で中・小型トラックとバスを製造し、年産能力は1万台に上る。
日野自は、同社にとって海外初となる常設の顧客向け運転講習施設「日野トータルサポート・カスタマーセンター」を日野マレーシア製造の敷地内に設けるなど、マレーシアを重要な市場の1つと位置付けている。
(提供:亜州ビジネスASEAN)