2019年7月22日
上期の新車販売、2.6%増の29.6万台
マレーシア自動車協会(MAA)が18日発表した2019年上半期の国内新車販売台数は、前年同期比2.3%増の29万6334台だった。乗用車は3.8%増、商用車は11.2%減。各社の新モデル投入などで販売が伸びており、MAAは19年の年間目標を60万台に据え置いた。19日付各紙が伝えた。
上半期の生産台数は1.5%増の28万5028台。乗用車は2.1%増の26万6765台、商用車は6.9%減の1万8263台だった。
6月単月の販売台数は、前年同月比34.0%減の4万2526台。前年同月にタックスホリデーで販売が急増していた反動があったほか、祭日時期のずれの関係で落ち込んだ。18年はタックスホリデーで6月から8月まで販売が大きく伸びていたことから、MAAは19年7月も反動による前年割れが続くとみている。
一方、MAAは同日、19年の年間目標を60万台に維持すると表明した。乗用車は53万4000台、商用車は6万6000台を見込む。各社による販促キャンペーンの積極展開が下半期の販売を押し上げると予測。一方、景気先行きの不透明感が販売に影を落とすとみている。
18年の新車販売台数は、前年比3.8%増の59万8714台。6〜8月のタックスホリデーに販売が急増し、MAAが設定した年間販売目標の58万5000台を上回った。
(提供:亜州ビジネスASEAN)