貿易産業省は7月29日、インドネシアから輸入する繊維強化セメント板(FCB)について、反ダンピング(AD)調査に乗り出すと発表した。国内大手UACの訴えを受け、調査の実施を決めた。
UACはインドネシアの製品が同国内の販売価格よりも大幅に安くマレーシアに輸入されていると主張。また、マレーシアへの流入量が増えており、国内産業に打撃を与えるとしている。同省は120日以内に暫定結果を発表する。
マレーシアはタイから輸入するFCBにも2014年からAD税を課し、現在は期限延長の可否を審査している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)