先日再開したガーデン・バイ・ザ・ベイの「フラワードーム」は、7月1日にガーデンズ・バイ・ザ・ベイのフレンズ・オブ・ザ・ガーデンズのメンバーを対象に先駆けてオープンし、先日7月11日より一般公開がスタートした。
フラワードームでは現在、ヨーロッパの庭園をテーマとした風景を楽しむことができ、気候管理された温室で、ヒマワリ、キツネノハギ、ラークスパーズ、カンガルーポー、コーラス、ペラルゴニウムなどの人気の高い花々が園芸家によって自家栽培されている。
その他、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは、「ポケットガーデンズ サプライズ」シリーズのミニガーデンディスプレイも実施。このミニディスプレイは2週間に1度、フラワードームの各所に設置され、来場者がこれらを探索しながら楽しめるコンテンツとなっている。
なお、ポケットガーデン・サプライズの第一弾のテーマは「エディブル・ガーデン」。クッキングで使用される色とりどりのスイスチャードやピーマン、紫のコールラビ、白の色とりどりのタイム、シルバーセージ、などの野菜やハーブの展示を行っている。また、様々な種類の温帯観賞用の野菜やハーブに加え、パステルピンクや桃色のスイートウィリアムス、バイオレットパンジーなどの花々を織り交ぜたシンメトリーの美しさを生かした楽しいアレンジメントになっている。
次の第二弾のテーマはポケットガーデン・サプライズは、ブドウ、フェジョア、柑橘系のフルーツ、香りの良いゼラニウムなどを使ったテラスガーデンを予定しているそうだ。
なお、来場者数の入場はフラワードーム内の安全対策の一環として、総全体人数の25%、毎日約3,500枚のチケットが販売されており、入場券は既に12,000枚以上が事前予約されているというさっそくの人気ぶりだ。現地のチケットカウンターは安全確保の為、開いていないため、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのウェブサイトまたはモバイルアプリからオンラインで事前予約をする必要がある。
また、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは来場者の安全を確保するため、事前予約の義務化に加え、フラワードーム内での来場者の一方通行規制や、リフトボタンやエスカレーターの手すりなどの接触面の消毒コーティング、トイレなどの公共施設を1時間ごとに衛生化、医療機関で使用されているものと同様の高性能殺菌性のウルトラバイオレットエミッターを設置し、空気の質を向上を図るなど、あらゆる予防措置が講じられている。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのCEOであるフェリックス・ロー氏は、「一般公開前のフラワードームのリニューアルオープン時に、フレンズ・オブ・ザ・ガーデンズのメンバーから大きなリアクションがあったことに大変感謝しています。また、再びお客様をお迎えできることに、同様に興奮しています」と述べた。