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経済

2021年3月24日

21年の関税収入目標、5%増の407億リンギ

 マレーシア関税局(RMCD)は、2021年の関税収入目標を前年比5.4%増の407億リンギ(約1兆700億円)に設定した。国内総生産(GDP)が20年は5.6%減少したのに対し、21年は6.5〜7.5%のプラス成長が見込めることから、目標達成は実現可能とみている。国営ベルナマ通信が3月21日付で伝えた。
 
 ザフルル・アジズ財務相は、RMCDが掲げる目標は達成圏内にあると指摘。新型コロナウイルス流行の影響が残るものの、21年はプラス成長に転換することで見通しが明るいとしている。
 
 同相は一方、15年4月に導入された物品・サービス税(GST)や18年9月に再導入された販売サービス税(SST)のような新税の導入・再導入を年内に行うことはないと説明。新税導入はタイミングが重要で、経済が回復基調にある21年は時期として適していないとしている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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