2022年6月20日
ヘン・スイキャット副首相、ドイツ滞在中にCovid-19の陽性反応
ヘン・スイキャット副首相はドイツ滞在中にCovid-19の陽性反応を示し、金融技術(fintech)会議の第1回Point Zero Forumに出席しないことになった。
ヘン氏は6月19日(日)、Facebookの投稿で、ヨーロッパ旅行中、マスクを着用し人混みを避けていたにもかかわらず、ベルリン滞在中の土曜日にコロナウイルスに陽性反応が出てしまった。喉の痛みで目が覚めたが、私の症状は今のところ深刻ではない、ありがたいことに私はワクチンを接種してブーストされているからだと述べた。
このフォーラムは、スイス国際金融事務局(SIF)とシンガポール通貨庁が設立した非営利団体Elevandiが主催し、6月21日(火)から6月23日(木)までチューリッヒで開催される予定である。
ヘン氏は、出張に関わったすべての人とポイント・ゼロ・フォーラムの主催者に謝罪し、現在は隔離されているため、出張を続けることはできないと述べた。
6月12日(日)にロンドンに移動し、London Tech Weekのイベントに参加した後、16日(木)にベルリンに到着した。
ベルリンでは、ドイツ連邦政府の保健大臣であるカール・ラウターバッハ教授に会った。カール教授はパンデミックの科学に非常に詳しく、Sars(重症急性呼吸器症候群)の長期的影響についてシンガポールが発表した研究論文も読んでいる。また、Covid-19の教訓や、パンデミック対策に関する研究協力の可能性についても話し合あったとヘン氏は6月17日のFacebook投稿に書いている。
次のパンデミックを防ぐために世界は一致団結しなければならず、両国はこの世界的な努力に我々の役割を果たすと、シンガポールとドイツの素晴らしい関係も再確認したという。
ヘン氏のヨーロッパ歴訪の最後は、スイスになるはずだったが海外のホテルに隔離されるなんて、珍しい父の日だ。でも、シンガポールにいる家族とビデオ通話ができるのは嬉しい。また、お父さんたちの健康も祈っています。皆さん、安全に、そしてお元気でとヘン氏は述べた。