2022年8月8日
日本板硝子、太陽光パネル用ガラスの設備新設
日本板硝子は8月5日、ジョホールバルの工場に太陽光パネル用ガラスの生産設備を新設すると発表した。
戦略パートナーで薄膜太陽光パネル世界大手の米ファーストソーラーの生産拡張方針に沿うもので、2024年1〜3月にも生産を開始する。
建築用や自動車用のガラスを生産販売する現地法人のマレーシアン・シートグラスが、工場のフロート窯にコーティング用の設備を新設。太陽光パネル用透明導電膜(TCO)付きガラスを生産する。
ファーストソーラーはアジアでベトナムとマレーシアに工場を構えるほか、来年下半期にはインドでも工場を稼働させる予定。日本板硝子はベトナムで2020年1月に2窯目の太陽光パネル用のガラス専用ラインを稼働させるなど、ファーストソーラーのパネル生産を支援している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)