2022年8月10日
三井海洋と東洋エンジ、洋上プラントで合弁
三井海洋開発と東洋エンジニアリングは8月5日、洋上の石油・ガス開発で用いられる浮体式海洋石油ガス・生産設備(FPSO)事業の合弁会社をシンガポールに設立すると発表した。
今月中に設立し、FPSOの設計・調達・建設・据え付け(EPCI)を強化する。
今月5日に合弁契約を締結した。新会社のオフショア・フロンティア・ソリューションズを設立する。資本金は1,000万米ドル。三井海洋開発が65%、東洋エンジニアリングが35%を出資する。
海洋開発事業の大規模化や大水深海域への移行に伴い、FPSOの大型化・複雑化、操業期間の長期化が進んでいるという。難度の高い事業の遂行に向け、両社は協業関係を強化して技術力や競争力を高める。
(提供:亜州ビジネスASEAN)