シンガポール陸運庁(LTA)によると、2022年の新規車両登録台数は前年比28.7%減の4万50台だった。正規輸入と並行輸入を合わせた数字で、減少は2年ぶり。車両購入権(COE)の発行枠が絞られる中、過去10年のピークだった17年の11万1536台からは6割ほど減少している。
車種別では乗用車(カテゴリーAとBの合計)が前年比32.6%減の3万472台、商用車(カテゴリーC)が12.5%減の9578台だった。ブランド別ではトヨタが6405台となり、シェア16.0%で首位。これに独メルセデス・ベンツが5262台(シェア13.1%)、同BWMが3720台(同9.3%)で続いた。
正規輸入はベンツが首位
ストレーツ・タイムズによると、正規輸入ではメルセデス・ベンツが4,336台でブランド別最多だった。前年からは4.7%増加。トヨタは0.3%減の3,997台で2位、BMWは0.4%増の3,626台となっている。
(提供:亜州ビジネスASEAN)