2023年1月30日
飲食店、3月1日から酒類販売可能時間帯の表示を義務化
3月1日(水)以降、飲食店はアルコール販売が許可されている時間帯と、その時間帯以外の敷地内でのアルコール摂取が違法となる可能性があることを明記した掲示をしなければならなくなる。
これは、シンガポール内務省(MHA)と警察が、認可された施設での酒類供給に関する規制要件を見直したためである。
また、その告知には、許可された時間外のアルコールの供給や消費が許可されていないことを明記する必要がある。
入り口、注文場所、トイレ、テーブルやバーのカウンターなど、目立つ場所に表示しなければならないという。
これは、酒類販売免許のクラス1A、1B、2A、2Bに適用される。
クラス1Aのライセンスでは午前6時~午後11時59分まで、クラス1Bでは午前6時~午後10時までが許可時間となっている。クラス2Aおよび2Bのライセンスでは、ビールのみを供給することができ、許可される時間は午前6時~午後11時59分まで、またはライセンスに記載されているとおりとなる。
この通知を表示しない場合、酒類販売免許取得者は最高1万Sドル(約99万円)の罰金を科される可能性がある。
酒類の消費に関するルールに変更はなく、許可された店舗は、その敷地内と許可された時間内にのみ酒類を販売することができる。
許可された営業時間外に許可された店舗で飲酒しているところを発見された場合、最高1,000Sドル(約10万円)の罰金を科せられる可能性がある。再犯者は、最高2,000Sドル(約20万円)の罰金、最高3ヵ月の禁固刑、またはその両方が科せられる可能性がある。