マレーシア統計局が発表した2023年第1四半期のビジネス信頼感指数(CI)は、プラス3.6だった。プラスは5四半期連続。前四半期のプラス3.2から上昇した。
指数はプラス幅が大きいほど「業況好転」を予測する企業が多いことを示す。産業分野別では、全4分野のうち3分野がプラスで、サービス業がプラス11.4、卸小売業がプラス4.0、製造業がプラス1.1だった。一方、建設業はマイナス18.5と、20%前後のマイナスが続いている。
第1四半期の売上高の見通しは、「増収」を予測する企業が全体の34.6%を占め、「減収」(32.2%)を上回った。従業員数の見通しは「増加」が19.4%、「減少」が11.2%だった。
(提供:亜州ビジネスASEAN)