2023年4月12日
2月の失業率1.9%、前月から横ばい
シンガポール人材開発省(MOM)の発表によると、2023年2月の失業率(速報値、季節調節済み)は1.9%となり、前月から横ばいだった。22年半ば以降は2%前後の低水準での推移が続いている。
失業率はシンガポール人と永住権(PR)保持者に限ると2.7%、シンガポール人限定では2.8%で、共に前月から横ばいだった。
失業者数はシンガポール人とPR保持者が6万4,200人、シンガポール人限定では5万6,800人だった。
全体の失業率は新型コロナの影響が出始めた20年3月に2.5%、6月に2.8%と上昇し、9月は3.5%と04年6月以来の高水準を記録した。その後は低下傾向に転じ、22年の年間平均は2.1%だった。
(提供:亜州ビジネスASEAN)