都市ガス供給のシティーエナジーは4月18日、マレーシアからの水素輸入で同国国営石油ペトロナスの傘下企業と提携すると発表した。
脱炭素化の推進に向け、水素の調達源を多様化する狙い。実現に向けて共同で事業化調査を行う。両社は同時に、電気自動車(EV)充電所事業での協力についても合意した。
ペトロナス傘下でクリーンエネルギー事業を手掛けるジェンタリと2件の覚書を交わした。ジェンタリは年120万トンのクリーン水素生産を目指している。
また、両社ともEV充電所を展開しており、顧客が両方の充電所網を利用できる仕組みを構築する。
(提供:亜州ビジネスASEAN)