シンガポールで開催される「Jacky Cheung 60+ Concert Tour」の3日間の公演チケットが完売した。
7月28日~30日にかけて行われるこの公演のチケット2万4,000枚は、5月3日(水)の正午に発売が開始され、2時間半で完売した。また、7月14日~16日、21日~23日にかけて行われる6公演分4万8,000枚のチケットは、先週の水曜日午前10時に発売され、4時間以内で完売した。
チケットは168Sドル(約1万7,000円)から388Sドル(4万円)で、Ticketmasterのウェブサイトで販売された。
この9つのコンサートは、彼の「Jacky Cheung 60+ Concert Tour」のシンガポール公演の一環であり、シンガポール・インドア・スタジアムで行われるコンサートとしては、1回の公演で最も多い回数となっている。
「Jacky Cheung 60+ Concert Tour」は、6月にマカオでキックオフされ、シンガポールが2番目の訪問地となる。シンガポールでは、過去2017年と2018年に開催された。
3月にマカオで行われた記者会見で、今回のツアー名について聞かれたジャッキー・チュン(61歳)は、多くの名前を検討したが、最終的にはシンプルなものがいいと思い、60+にしたと答えた。
また、毎回最善を尽くして、それぞれのパフォーマンスで少しずつ成長している。皆さんからいただく大きなサポートに感謝していると述べた。
チケット保持者だけでなく、彼自身も非常に満足しているようである。
コンサートプロモーターのUnusual Entertainmentの株は、火曜日に13.6%上昇し、18セントで取引を終えた。水曜日の正午頃もその水準で取引されている。
シンガポール証券取引所から、この異常な取引の要因についての問い合わせに対し、地元のイベント会社は、火曜日に証券取引所に提出した書類を通じて、ジャッキー・チュンのコンサートのチケット販売への反応が非常に大きかったことを理由に挙げた。
先週、Unusual Entertainmentの株価は着実に上昇し、4月26日~28日の間に株価が14.1%上昇し、先週末の取引を終了する際には16セントで終了した。
それ以前は、Catalistに上場している同社の株式の取引活動は一般的に静かで、株価は通常14セント前後で推移していた。