2024年4月1日
4月1日からスピード違反、赤信号監視カメラを増設
交通警察は、4月1日から赤色灯カメラの速度取締り機能を順次作動させ、運転者の道路上での行動を改善する。
この機能はシンガポール全体で作動し、特に事故や交通違反の多い場所で作動させると、警察は3月31日の声明で発表した。
2023年、スピード違反が原因の死亡事故は2022年に比べ83.3%急増した。
スピード違反が原因の死亡事故の割合は、2022年の17.3%から2023年には25.2%に増加した。
交通取締りカメラによるスピード違反の摘発件数は、2022年の7万3,152件から2023年の5万2,237件へと28.6%減少したが、警察による取締り中のスピード違反件数は、2022年の5万2,016件から2023年の6万3,468件へと22%増加した。
これは、交通取り締まりカメラがスピード違反の抑制に効果的である一方、自動車運転者は依然として誰も見ていないと思われる場所でスピード違反していることを示すと警察は述べている。
2月に発表された交通警察の年次報告書によると、2023年の交通事故死亡者数は136人に上り、2022年の108人から25.9%急増した。
死亡者のうち、オートバイとその同乗者が半数を占め、高齢の歩行者が20%近くを占めている。
赤信号監視カメラ242ヵ所のリストはシンガポール警察のウェブサイト確認することができる。
他の固定取締りカメラと同様、赤色灯カメラはオレンジと白に塗られ、その地域が「交通警察カメラ・ゾーン」であることを示す警告標識と制限速度が付いている。
交通警察は、静止速度カメラが設置されていない場所でも、運転には注意し、交通規則を守り、スピードを出さないようドライバーに呼びかけている。
交通警察は、スピード違反を含む交通ルールに違反した運転手に対しては措置を講じるという。