マリンパレードGRC、マクファーソン、マウントバッテンで新しいシャトルバスサービス開始

　7月8日から、マリンパレードやジューチアットなどの地域住民を対象に、新しいシャトルバスサービスが開始される。このサービスは、MRT駅、ポリクリニック、ホーカーセンターなどの施設へのアクセスを行う。
 
　この無料のシャトルバスは、平日の午前10時から午後4時まで運行され、祝日は除外される。マリンパレードGRC、マクファーソン、マウントバッテンの7つの区間には、それぞれ22人乗りのシャトルバスが1台ずつ配備され、約1時間間隔で運行される。
 
　この取り組みは、住民協会と各選挙区の議員によって実施され、1年後に見直される予定という。エドウィン・トン文化・地域・青年大臣兼第二法務大臣は、住民の交通便を改善することを目的としている。ルートと停留所は、住民との対話や意見交換を通じて収集されたフィードバックに基づいて計画された。広範な公共交通システムがあっても、ギャップがあり、そのギャップは特に高齢者にとって大きな困難となることがあると述べた。
 
　各ルートはポリクリニックや、歩行距離が長いために高齢者や移動に困難を感じる人々が訪れにくい場所を含む5～7ヵ所停留所を設けている。例えば、ジューチアットのシャトルサービスは、ユーノスポリクリニック、6月23日に開業したマリンテラスMRT駅、ケンバンガンMRT駅などを停留所としている。
 
　住民は6月30日からアプリ「TongTar Riders」を通じてサービスに登録でき、バス乗車時にはバーコードをスキャンする。登録時には郵便番号を使用して対象地域の住民であることを確認するという。
 
　また、9つのコミュニティセンターやクラブで物理カードを登録し、バス乗車時にタップして利用することも可能という。アプリはバスのリアルタイム位置や到着時間を表示し、混雑状況もカラーコードで示さる。
 
　住民優先のサービスですが、座席の空き状況により、非住民（住民の介護者など）も利用可能である。