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社会

2024年7月10日

シンガポール総合病院(SGH)、清掃ロボットが充電中に発火

 7月8日、シンガポール総合病院(SGH)の病棟で清掃ロボットが充電中に発火し、患者が避難する事態が発生した。
 
 SGHはFacebookの投稿で、午後7時頃に76号病棟で火災警報が作動したと発表した。火災はスプリンクラーと病院の対応チームにより迅速に対処された。
 
 シンガポール民間防衛軍(SCDF)によれば、6階で発生した火災はスプリンクラーシステムが作動した後に消火された。病院の防火係が現場に到着した時点で火は既に消えていたとSGHは付け加えた。
 
 病院は、煙の影響を考慮し、予防措置として76号病棟の患者は一時的に他の病棟エリアに移動した。患者、訪問者、スタッフのいずれも怪我はまかったという。
 
 ほとんどの患者は午後9時までに病棟に戻った。病院は、患者のケアは中断されておらず、万が一のための対策が整っている。不安や不便をかけて申し訳ないと謝罪した。
 
 また、SCDFは火災の原因を現在調査中という。
 
 2023年、SCDFは電気起因の火災に597件対応しており、これは全体の30.6%に相当する。こうした火災は、2023年にSCDFが対応した火災の主な原因であり、次いで無人調理が456件発生している。

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