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シンガポール航空、2025年に欧州や豪州、東南アジアへの便を増強

 シンガポール航空(SIA)は2025年の航空需要増加に対応し、欧州、オーストラリア、東南アジアのいくつかの主要都市へのフライトを増やす計画を発表した。2025年3月30日から10月25日までの間、SIAは運航頻度を増やし、乗客の輸送能力を強化する。
 
 例えば、ロンドンのガトウィック空港へのフライトは現在の週5便から毎日運航に増加し、ヒースロー空港を含めたロンドン行きの便が1日5便となる。また、ローマへの便は6月26日から8月28日の間に週4便から週5便に増加する。
 
 さらに、シンガポールからバルセロナとミラノへの直行便も増便される予定で、バルセロナ行きは現在の週2便から週5便に、ミラノ行きは週4便から毎日運航に変更される。アデレードやホーチミンシティ、シェムリアップへの便も増強され、特にアデレード行きは週10便に増える予定という。
 
 この増便計画は、2025年の夏季休暇シーズンの需要に応えるために行われ、SIAの顧客が旅行計画を安心して立てられるようサポートするとしている。