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社会

2024年8月14日

8月15日からシンガポール・マレーシア間のオートバイ利用者向けにQRコード導入

 8月15日から、マレーシアに向かうオートバイ利用者とその同乗者は、シンガポールのウッドランズおよびトゥアスのチェックポイントでQRコードを使用して出入国手続きを行うことができるようになる。この新しいシステムは、シンガポール入国管理局(ICA)がパスポートレスでの出入国を目指す取り組みの一環として導入される。
 
 ICAによると、自転車利用者もオートバイ用レーンを利用する場合、QRコードを使用して手続きを行うことが可能という。これまで、車両でマレーシアへ向かう旅行者は、3月19日からQRコードを利用した出入国手続きを行っている。
 
 新システムでは、オートバイ利用者と同乗者がそれぞれのパスポートをスキャンする代わりに、1つのグループQRコードを提示するだけで出入国手続きを行うことができ、これにより手続き時間が約30%短縮されるとICAは発表した。また、雨天時にパスポートを濡らすリスクを回避できるメリットもある。
 
 QRコードを利用するためには、「MyICA Mobile」アプリのダウンロードが必要で、シングパスを通じて自動的に情報を入力し、QRコードを生成することができる。ただし、チェックポイントの職員がパスポートの提示を求める場合があるため、パスポートは常に携行する必要がある。
 
 8月30日からは、貨物車両の運転手と同乗者もQRコードを利用した手続きが可能になり、バス乗客への導入は12月までに行われる予定という。

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