アーケード @ ザ・キャピトル・ケンピンスキー、火災用スプリンクラー誤作動で甚大な被害

　2024年8月26日、高級モール「アーケード @ ザ・キャピトル・ケンピンスキー」で突然の火災用スプリンクラーが作動し、天井から大量の水が降り注ぐ「豪雨」が発生した。この予期せぬ出来事により、モール内の複数のレストランが水浸しになり、少なくとも1軒で数万ドルの被害が報告された。
 
　バー兼レストラン「ホップスコッチ」の広報担当者によると、店内は「かなりひどく」浸水し、ビニール床と石膏ボードの天井が損傷し、被害額は6万から8万Sドルに上る可能性があるという。スプリンクラーは午後2時45分頃に約1時間作動し、その後、午後6時にも再び作動し、約10分間水が降り続けた。
 
　モールの運営チームは迅速に対応し、水の供給を停止し、清掃スタッフを派遣して被害を受けたエリアの復旧作業を行った。ホップスコッチは翌日の午後5時には営業を再開したが、一部エリアは閉鎖されたままという。
 
　この事故の原因は、モールの防火システムの定期メンテナンス中にスプリンクラーが誤作動したことによるもので、モール側は今後同様の事態が発生しないよう対策を講じるとしている。