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タイのセントラル・フード・リテール・グループの商品、11月よりフェアプライスで販売

 11月から、シンガポールのフェアプライススーパーマーケットやコンビニエンスストア、オンラインストアで、タイの食品やスナックの品揃えがさらに充実する。新たに30種類以上のフルーツチップス、クッキー、調味料、ペーストが登場する。
 
 これは、9月3日にフェアプライスグループ(FPG)とタイの大手スーパー「Tops」を運営するセントラルフードリテールグループ(CFG)とのパートナーシップ協定に基づくものである。CFGのブランド商品やプライベートブランド商品が、シンガポール国内の340店舗以上のフェアプライスやCheers、フェアプライスエクスプレスで販売される。
 
 同様に、FPGのハウスブランド商品やアジア料理に特化した「ゴールデンシェフ」などの消費者ブランドも、タイ国内の700以上のCFG小売店で取り扱われる予定という。
 
 これは、FPGとタイの小売業者との初の覚書締結であり、FPGがアジアの主要小売業者と結んだ2番目の協定となる。8月28日には、韓国のロッテリテールと提携し、2024年末までに韓国のスナックや食品のバラエティを増やす計画が発表された。
 
 FPGの最高経営責任者(CEO)であるヴィプル・チャウラ氏は、「多くのシンガポール人がタイを訪れ、その豊かな食文化に魅了されていることから、本格的なタイの味を家庭でも楽しみたいという需要が高まっている」と述べた。
 
 CFGのCEO、ステファン・クーム氏も、タイの高品質な製品を海外市場に紹介する動きを歓迎し、「Tops Tongtinを通じてタイの中小企業(SME)を支援しながら、我々のブランドを拡大し、シンガポールとタイの消費者にオムニチャネルショッピングの体験を提供していく」と語った。