シンガポール食品庁(SFA)は、人気の中東料理店「Abu Mubarak Mandi Rice」のタンピネス店に対し、1年間で12点の減点が蓄積されたため、9月3日から16日までの2週間の営業停止処分を下した。
減点は、不衛生な食品の販売と店舗の害虫駆除不備に対して課された。同店は、NTUCインカムビルのタンピネスジャンクションにあり、Googleレビューで約3,400件の評価を受け、5点満点中4.9という高評価を維持していた。
また、同店は2023年7月に食の安全違反で4,700Sドルの罰金が科せられており、同年4月には12人が食中毒を起こし、2人が入院した事例が報告されている。
さらに、同日付で「Good Eat’s Family Restaurant」と「Tong Luck」という2つの飲食店も、衛生違反により9月3日から16日まで営業停止処分を受けたという。これらの店舗も、それぞれ800Sドルの罰金を科されている。
SFAは、食品衛生が重要であることを強調し、消費者には不衛生な店舗を避け、違反行為を報告するよう呼びかけている。