2023年12月28日から、卒業生は卒業後4ヵ月間、引き続き公共交通機関の割引運賃を利用できるようになる。公共交通料金を規制する公共交通評議会（PTC）が9月9日に発表した。この措置は、約7万5,000人の卒業生が対象で、中学校や高校、技術教育学院（ITE）、ポリテクニックの卒業生に恩恵を与える。
これまで、中学校を卒業した生徒は翌年の進学まで大人運賃を支払う必要があったが、今回の変更により、卒業後4ヵ月間は割引運賃の適用が延長されることになる。例えば、中学校を卒業してポリテクニックに進学する生徒は、学年が4月から始まるため、通常は2ヵ月間大人運賃を支払う必要があったが、今回の措置でその負担が軽減される。
割引運賃の延長手続きは、卒業生が10月1日から12月31日までの間に駅やバス停に設置された専用機器でカードを更新することで完了する。
この延長は、運賃収入のわずか0.5%未満のコストで実施され、他の公共交通利用者が負担するという。
卒業生向けの割引運賃が4ヵ月延長、12月28日から適用開始
