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シンガポール車の同乗者がマレーシアでゴミを投棄、他のドライバーが拾い返す

 マレーシアの道路で、シンガポールナンバーの車の同乗者がオレンジの皮を窓から投げ捨てる出来事があったが、別のドライバーが車を降りてきて、捨てられたゴミを拾い、その車に返す一幕がソーシャルメディアで拡散されている。
 
 映像では、カーキ色のシャツとジーンズ、サングラスを着用した男性が黒いシンガポールナンバーの三菱車に近づき、窓を軽くノックしてから、車の横に捨てられていたオレンジの皮を拾い上げた。その後、窓を少しだけ開けた乗客に向かってゴミを返し、短い会話を交わして自分の車に戻った様子が映し出されている。
 
 この映像は9月15日頃からSNSで広がり始めたと「Oriental Daily」が報じている。事件の正確な日時や場所は不明だが、映像を見たユーザーたちはマレーシアのセランゴール州、クランバレーでの出来事ではないかと推測している。
 
 SNSのコメント欄では、シンガポール車の同乗者に対する批判の声が多数寄せられる一方で、ゴミを返したドライバーの行動を称賛する声も多く見られるという。