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社会

2024年9月30日

シンガポールの運転手、VEP登録の不明確さに困惑 ジョホールバル入国に懸念

シンガポールのドライバーたちは、9月28日も多くがジョホールバルのダンガベイにあるTCSensセンターに集まり、ビークルエントリーパーミット(VEP)の取得に奔走した。マレーシア当局は、10月1日以降もVEPタグなしでの入国が可能と説明しているにもかかわらず、運転手たちの不安は消えていない。
 
 9月27日にマレーシア道路交通局(JPJ)は、タグなしでジョホールに入国しても、入国時に登録やタグの取り付け、RFIDタグの有効化を促す警告を受けるだけだと発表したが、この「警告」がどのように運用されるのかについて、運転手たちは依然として懸念している。
 
 特に毎週ジョホールバルに行く必要があるというロイ・メイさん(50代)は、「警告とは具体的に何回まで許されるのか。頻繁に行き来する人にとって、この不確実性は非常にストレスです」と語っている。
 
 シンガポールからのドライバーたちの不安は、VEP登録プロセスの煩雑さにも関係している。多くの人がオンラインでの登録や書類の確認、タグの取得と取り付けに問題を抱えており、センターに直接出向くしかない状況に追い込まれている。
 
 10月1日以降もVEPなしでの入国は可能とされる一方で、シンガポールの運転手たちは警告や罰金の可能性を避けるため、引き続きVEPの取得に努めている。

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