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6人のサイクリストが交通ルール違反で起訴へ

 10月9日(水)、6人のサイクリストが交通ルール違反で起訴されることが警察によって発表された。これらのサイクリストは、5月10日にスコッツロードとオーチャードロードを走行していた際に、複数の道路交通法に違反した疑いがかけられている。
 
 17歳から20歳の6人は、自身や他の道路利用者の安全を脅かす行為をしたとされており、道路の左端を走らず、車線の間を走行したり、スタント行為を行ったりしていたことが確認されている。
 
 警察の発表によると、2人のサイクリストは適切な保護用ヘルメットを着用しておらず、1人はブレーキのない自転車に乗っていたほか、別の1人は走行中に携帯電話を使用していたとされている。
 
 Facebookページ「ROADS.sg」に投稿されたビデオでは、サイクリストたちが車線と車の間を縫うように走行し、ウィリーと呼ばれるスタントを行っている様子が映っている。
 
 6人全員が「道路交通規則」に基づき、道路の左端に近い場所を走行しなかったことで起訴された。さらに5人は、秩序正しく走行しなかったことで起訴され、2人はヘルメットを着用せずに道路で自転車を走らせたことで追加の起訴が行われる。
 
 また、1人はブレーキのない自転車を使用したこと、もう1人は走行中に携帯電話を使用していたことでそれぞれ起訴されるという。
 
 有罪となった場合、各違反には最大S$1,000の罰金または最長3ヵ月の懲役、もしくはその両方が科せられる可能性がある。再犯の場合は、罰金が最大S$2,000に増額され、懲役も最長6ヵ月まで延長される可能性る。