COE価格が全カテゴリーで下落、6月以来初の減少

　10月23日に行われた最新の入札で、全カテゴリーにおいてCOE（自動車所有権証書）の価格が下落した。全カテゴリーでの下落は、6月以来初めてのことである。
 
　小型車や電気自動車（EV）の登録に使用されるカテゴリーAのCOE価格は、前回10月9日の10万3,799Sドルから0.9％下がり、10万2,900Sドルとなった。
 
　大型車や高性能車に適用されるカテゴリーBのCOE価格も1.8％下落し、11万6,002Sドルから11万3,890Sドルに。また、オープンカテゴリー（カテゴリーE）のCOE価格は前回の11万6,000Sドルから1.1％下がり、11万4,700Sドルとなった。このカテゴリーのCOEは、通常は大型車に使用されるが、バイクを除くすべての車両に適用可能である。
 
　商業車両向けのカテゴリーCのCOE価格も2.8％下がり、7万5,009Sドルから7万2,939Sドルに、バイク向けのカテゴリーDのCOE価格は4.1％の減少で、1万1Sドルから9,589Sドルとなった。
 
　今回の価格下落は、10月4日にシンガポール陸上交通庁（LTA）が、2024年11月から2025年1月までのCOE発行数を、前回の1万5,283件から3.6％増加して1万5,834件にすることを発表した数週間後に起こった。