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経済

2024年11月21日

シンガポールと温州間の直行便、12月24日運航開始へ

 中国浙江省温州市とシンガポールを結ぶ直行便が、12月24日から運航を開始する。この路線は、上海喜浩航空サービスが運航を手掛け、浙江省拠点の航空会社、龍航空(Loong Air)のエアバスA320機で週3便(火・木・土)運航される。
 
 温州発の便は午前10時40分に出発し、午後3時55分にシンガポールに到着。シンガポール発の便は午後5時に出発し、午後10時に温州に到着するスケジュールという。予約はCtripや龍航空の公式ウェブサイトから可能である。
 
 温州は雁蕩山や自然景観、海岸線で知られる観光地であり、中国の民間経済発祥地としても有名である。新しい路線により、シンガポールと温州間の観光、ビジネス、文化交流がさらに活発化することが期待されている。
 
 12月までに、龍航空はアルマトイ(カザフスタン)やクアラルンプール(マレーシア)など15の国際都市への路線を運航予定という。今回の温州線は、シンガポール・チャンギ空港と温州を結ぶ初の定期便となる。
 
 チャンギ空港グループ(CAG)によれば、中国は同空港にとって最大の市場で、2024年1月から9月の間に570万人以上の旅客がシンガポールと中国を行き来した。これは前年同期比で120%増加している。2025年1月には、チャンギ空港から中国の30都市への直行便が運航予定であり、2020年1月と同水準に戻る見通しである。

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