シンガポール・ボートキーにある「山東レストラン」と「北京ダックハウス」の2店舗が、衛生管理の不備と従業員登録の未実施により、2週間の営業停止処分を受けた。
シンガポール食品庁(SFA)は11月19日、両店舗が11月19日から12月2日まで営業を停止することを発表した。両店舗は12ヵ月間に12点の違反点数を累積し、その内訳は「害虫侵入防止の不備」で6点、「従業員の未登録」で6点となっている。また、各店舗には800Sドルの罰金が科された。
SFAによると、12ヵ月以内に12点以上の違反点数を累積した飲食店は、営業許可の取り消し、または2週間または4週間の営業停止処分を受ける可能性があるという。さらに、営業停止処分を受けた店舗の従業員は、再度食品安全講習を受講し、合格する必要がある。
SFAは、飲食店での食品安全管理に関する不適切な行為について、市民からの通報を推奨している。報告は、SFAのウェブサイト、またはホットライン(6805-2871)で受け付けている。