2025年2月20日
クレジットカードフィッシング詐欺、3ヵ月で120万Sドル以上の被害
2024年10月から12月にかけて、クレジットカードのフィッシング詐欺およびモバイルウォレット詐欺による被害総額が少なくとも120万Sドルに達したことが、2月17日に当局によって発表された。
シンガポール警察(SPF)、シンガポール金融管理局(MAS)、シンガポールサイバーセキュリティ庁(CSA)が共同声明を発表し、この期間中に報告された被害件数は656件に上った。そのうち502件はApple Payにリンクされたカードが悪用されたものであった。
詐欺の手口は、主に海外を拠点とする詐欺師が偽のECサイトやSNS広告を利用して被害者のクレジットカード情報を取得することから始まる。その後、詐欺師はこれらの情報をApple Payやその他のデジタルウォレットに登録し、使用可能な状態にする。
さらに、被害者の携帯電話にワンタイムパスワード(OTP)が送信されると、詐欺師は偽のウェブサイトを通じてその入力を促し、カードの完全なコントロールを奪う。そして、詐欺師は協力者のモバイルデバイスに被害者のカード情報をリンクし、高級品や電子機器の購入に利用する。
当局は現在、銀行、Apple、およびその他のモバイルウォレット・カード提供者と連携し、この詐欺の蔓延を抑制するための対策を講じている。
市民に対しては、銀行情報やカード情報を第三者と共有しないこと、不審なECサイトやリンクの真偽を確認することを推奨している。また、ScamShieldアプリのインストール、銀行アプリのデジタルトークンの有効化、モバイルウォレットの支出管理、海外でのカード利用の無効化を勧めている。
詐欺に関する詳細情報や被害報告は、警察ホットライン(1800-255-0000)または公式ウェブサイトで受け付けている。