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日系企業・社会

2025年2月26日

日本のリユースショップ「2nd Street」、4月末にシンガポール初出店

日本の人気リユースショップ「2nd Street」が、2024年4月末にシンガポール初の店舗をオーチャード・ロードの313@somersetにオープンする。店舗面積は約6,198平方フィートで、日本から輸入された2万2,000点以上の中古品を取り扱う予定である。
 
 2nd Streetは、日本国内に800以上の店舗を展開するアジア有数のリユースショップチェーンである。取り扱う商品は衣類、バッグ、家具など多岐にわたり、高品質な中古品やデザイナーズアイテムを販売している。同チェーンは日本国外でも900以上の店舗を展開し、米国に48店舗、マレーシアに23店舗、台湾に38店舗、タイに4店舗を構える。さらに、香港にも新店舗を開業予定である。
 
 シンガポール店舗の場所は、かつて衣料ブランド「Pomelo」が営業していたB1-23から34の区画である。SNS上では、店舗の準備が進められている様子が確認されており、多くの利用者が期待を寄せている。TikTokユーザーのalexis.cheongは「ついにシンガポールにも!どんな商品が並ぶのか楽しみ」とコメントしている。
 
 一方、オーチャード地区の高額な賃料を背景に、商品の価格設定に懸念を示す声もある。TikTokユーザーのkikaytrekkieは「東京の2nd Streetと同じ価格帯ではないかもしれない」と指摘している。
 
 また、同店舗では、顧客が自身の中古品を査定し、現金化できるサービスも提供予定である。2nd Streetは、すでに求人情報を公開しており、3月初旬から販売スタッフの勤務開始を予定している。
 
 なお、以前の報道では店舗の商品数を4万点以上と伝えたが、2nd Street側の確認により、正しくは2万2,000点であることが判明した。

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