2025年2月27日
DBS銀行、1万3,000人の社員にAI・データスキル研修を実施
DBS銀行は、約1万3,000人の社員を対象にスキルアップおよび再教育を進める方針を発表した。そのうち1万人以上がすでに人工知能(AI)およびデータ関連のスキル研修を開始している。同銀行の広報担当者は2月25日、「従業員の将来に備えたスキルアップと再教育への投資を継続する」と述べた。
この発表は、東南アジア最大の資産規模を持つDBS銀行が、今後3年間で契約社員および臨時社員約4,000人の削減を計画していることを報じたブルームバーグの記事(2月24日公開)の翌日に行われた。AIの活用が進み、人間が担っていた業務を置き換える形で人員削減が進む見通しである。
削減対象となる4,000人の従業員は、DBS銀行が展開する19の市場に分布し、さまざまなプロジェクトに携わっている。しかし、シンガポール国内の影響を受ける従業員数や職種の詳細は明らかにされていない。
DBS銀行は、これらの削減は自然減によるものであり、契約やプロジェクトの終了に伴って行われると説明した。ブルームバーグによると、DBSのピユシュ・グプタCEOは、契約社員および臨時社員が合計8,000〜9,000人に上ると述べている。
現在、DBS銀行の総従業員数は約4万1,000人であり、今回の削減は正規雇用の従業員には影響しないとしている。