2025年3月5日
フェアプライス、ラマダン期間中に1,300世帯以上へ支援パックを配布
シンガポールのフェアプライス財団は、3月4日からラマダンの断食月に合わせ、経済的に困難な状況にある1,300世帯以上のイスラム教徒の家庭に支援パックを配布する。支援パックは1世帯あたり40Sドル相当で、健康的な食事を提供することを目的としている。
この支援パックには、シリアル、豆乳、ツナ缶、ナツメヤシなどの必需品が含まれており、断食前の食事(スフール)を栄養豊富なものにすることを意図している。
配布は3月4日にアンモキオのITEカレッジ・セントラルで開始され、ラマダン期間中、ITEカレッジ・イースト(シメイ)およびITEカレッジ・ウエスト(チョアチューカン)でも実施される。また、対象家庭は国内各地にあるMendakiサテライトセンターでも支援パックを受け取ることができる。
3月3日には、フェアプライスグループとMendakiのボランティアが約1,500の支援パックを準備した。フェアプライス財団のジャン・コン事務局長は「この取り組みは、困難な状況にあるシンガポール国民を支援するための活動の一環である」と述べた。
さらに、3月6日には、フェアプライスと全国労働組合会議(NTUC)の協力により、200の支援パックが断食明けの食事会で配布される予定である。