シンガポール在住の29歳の女性、ベラ・ダイ氏が、自分の結婚相手を見つけた人にS$2,000の賞金を払うことを発表した。同氏は2月から自身のInstagramアカウント上で、賞金提供の条件を公開している。
同氏が提示する条件は、25歳から42歳の直性男性でシンガポール在住であること、自分の分野に突出していること、ウェルネスやフィットネスに興味があること、困難な話し合いを気害なく行えること、宗教に関心を持ち自己成長に意識的であることなどである。ただし、賞金を受け取れるのは結果として、6ヵ月以上続く交際関係に発展した場合のみである。
チャンドゥ出身の同氏は15歳の時にシンガポールに移住し、南洋理科大学でデザイン芸術の学位を取得。現在はウェルネス企業を立ち上げており、人生の目標を尽力満たすための手段の一つとして、賞金制度を考案したと語る。
この賞金システムにより、友人からの紹介がすでに5件あり、そのうち2件は真剣な話となった。同氏は「デートアプリの意図が不明瞭な人が多いため、友人による紹介の方が相性を確かめやすく、ゴーストされる可能性も低い」としている。
世界では、アメリカのテック業界で働く男性がUS$10万の賞金を設けた事例もあり、相似した試みが注目を集めている。ダイ氏は「自分の未来を真剣に考えるのなら、このような手段を検討してみても良いのでは」と言い、人生の大切なパートナー選びに、活動的に友人を関与させる重要性を語った。
シンガポール女性、結婚相手探しに$2,000の賞金提供
