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政治

2025年3月12日

4月1日から外国人投資家向けビザを発行

 政府は4月1日から外国人投資家向けの戦略投資家ビザ(SIP)を発行する方針だ。
 
 英字メディア「ビジネス・トゥデー」などによると、サイフディン・ナスティオン内務相が6日、下院議会の質疑応答で、SIP発行について言及した。外国人投資家はより長期間滞在でき、事業の運営・監督のため複数回の入国もしやすくなる。また、デジタル化したワンストップシステムを通じ、SIPの承認までの期間を簡素化。従来30日間程度かかっていたところを大幅に短縮し、クアラルンプール国際空港(KLIA)の駐在員サテライトセンター(ESC)で到着時に処理できるようにするという。
 
 詳細な条件は明らかになっていないが、2023年にアンワル・イブラヒム首相は投資家が5年間滞在でき、さらに5年間の延長ができるSIPの発行を視野に入れていると発言していた。
 
 また、マレーシア国籍の人と結婚した外国人配偶者の永住権(PR)についても9月から制度を刷新。最低結婚年数を、従来の5年から3年に短縮したうえで、1年以上の長期ソーシャルビジットパス(LTSVP)を保持していることが条件になる。

 

(提供:ASIA INFONET.COM

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