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社会

2025年3月19日

シンガポールで350区画以上のガーデニング用地、3月19日から申請受付開始

 シンガポール国立公園局(NParks)は、国内15ヵ所の既存のアロットメントガーデンにおいて、350区画以上のガーデニング用地を開放する。ジュロンレイクガーデンやプンゴルパークなどに設置され、希望者はオンラインで申請が可能である。
 

申請方法


 申請受付期間は2025年3月19日午前10時から4月1日午後11時59分までの2週間。AXSの電子プラットフォーム(e-Station、m-Station、AXSステーション)を通じて申し込みができる。申請者は希望するガーデンを選択し、申請と支払いを行う必要がある。
 
 NParksの発表によると、全ての申し込みは公平性を確保するためにコンピューターによる抽選が行われる。抽選に落選した場合、申請締切日から約3ヵ月後にメールで通知される。また、次回の申請・抽選は2025年第4四半期に実施予定である。
 

アロットメントガーデンの概要


 現在、国内28ヵ所の公園や庭園に2,400区画以上のアロットメントガーデンが設けられており、個人が野菜や果物を育てることができる。NParksは、地域社会でのガーデニングスペースの拡充に向けて、政府機関やタウンカウンシル、地域組織と連携し、住宅街にもアロットメントガーデンを導入している。
 
 現在、住民委員会や住民ネットワークが管理するガーデニング用地は、国内29カ所に約900区画存在する。NParksは今後も需要の高まりに対応し、さらに多くのガーデニングスペースを提供していく方針である。

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