37歳の男を逮捕、複数店舗から商品盗難か

シンガポール警察は、チャンギ空港内の複数の店舗で窃盗を行った疑いで、インド国籍の37歳の男を逮捕したと発表した。男は4月7日に窃盗罪で起訴される予定である。

　3月23日、空港のトランジットエリア内の店舗からハンドバッグが盗まれたとの通報を受け、空港警察部門が現場調査と防犯カメラ映像をもとに男の特定に成功。通報からわずか30分以内に男を空港内で確保し、国外逃亡を防いだ。
 
　警察によれば、初期調査の結果、この男は他にも空港内の4店舗で腕時計、シャツ、チョコレート、アクセサリーなど総額1,670Sドル以上の商品を盗んだとみられている。

男には「住居侵入窃盗」の罪状が適用され、同罪で有罪となれば最長7年の懲役、罰金、またはその両方が科される可能性がある。
 
　2025年に入ってから、チャンギ空港内での窃盗事件はすでに5件以上報告されており、3月15日には香水ボトルを2店舗から盗んだ疑いで女が逮捕される事件も発生している。
 
　警察は引き続き空港内での警戒を強化し、来訪者や通行人に対して貴重品の管理を徹底するよう呼びかけている。