2025年4月8日
東京で観光バス追突事故、シンガポール人含む外国人観光客が多数乗車
4月5日午前10時15分頃、東京都八王子市の中央自動車道・小仏トンネル付近で、観光バス2台が追突事故を起こし、乗客47人が負傷した。日本の警察当局によれば、負傷者の大半は外国人観光客であり、命に別状のあるけが人はいないとされている。
事故は、JR東京駅を出発し山梨県・河口湖方面へ向かっていた2台の観光バスのうち、後方のバスが前方車両に追突したものである。旅行会社KKdayの発表によると、後方のバスには同社の顧客12人が乗車しており、その中にシンガポール人1名が含まれていたが、安全が確認されている。
KKdayは、事故直後にツアーを中止し、顧客全員を病院に搬送して健康状態の確認を行ったと説明。また、同社の他の顧客には台湾、香港、マレーシア出身者も含まれており、いずれも重傷ではなかったという。
マレーシア外務省も、乗車していたマレーシア人5人が軽傷を負い、治療を受けたことを明らかにした。KKdayは顧客に対してホテルへの送迎や保険請求手続きの支援を行っており、旅行代金も全額返金される予定である。
バスの運行会社は日本の安全基準を満たしており、正式な事故報告書が提出される予定だという。警察は現在、事故原因の詳細を調査中である。